佐倉ばら会は、歴史と文化の街「佐倉」で、バラを啓蒙・探究し、バラを通して市民のコミュニケーションを図っていきます。また、多くの皆様にバラの楽しみを知っていただける活動を進めていく中で、バラ文化醸成への貢献をめざします。

「サロントーク(バラの香り)」の開催

佐倉ばら会では、7月22日(土)に「サロントーク(講演会)」を開催します。

日程:2023年7月22日(土) 14:00~16:00
場所:佐倉市立美術館 4階ホール

テーマ:バラの香りの視覚化と生理・心理効果

講 師:蓬田 勝之 氏(蓬田バラの香り研究所 所長)

対象:佐倉ばら会 正会員・一般参加の方
定員:99名
資料代金:会員   500円(税込)
        一般 1,000円(税込)
申込期間:2023年6月26日(月)10:00~7月20日(木)17:00まで
申込:佐倉ばら会 事務局(月~金 10時~17時)
TEL:080-5966-1187(担当:石川)までご連絡ください。

今回のサロントークは、昨年に引き続き、世界で初めて薔薇の香りを6タイプに分類した香料分析のエキスパートであり、20年で約1,000種の薔薇の香りを調査した実績のある、蓬田バラの香り研究所所長の蓬田勝之氏による講演会となります。

以下、蓬田氏からのご挨拶です。

「今回は、このバラの香りの視覚化と生理・心理効果」についてお話したいと思います。バラの香りは、その匂いの仕組みや香り科学の発展により、目には見えない香気成分の解析やその有用性が研究されるようになりました。バラの香りは、花弁から発散され、半開初期が最も美しく香ります。従来、バラの香りの研究は、ローズオイルを対象に行っていましたが、モダンローズの香りが香料バラと質が違うことに気がつきました。そして、香料バラにはまったく含まれていないのにも関わらず、モダンローズのほとんどに含有されている成分を発見しました。

私たちはこれをティーローズ・エレメントと名づけました。この香りの成分のルーツを追求していくと、中国大陸の野生種ロサ・ギガンティアにたどり着きます。より美しいバラをもとめる育種交配の歴史の中で、西洋と東洋のバラが融合し、モダンローズの香りへと育まれてきたのです。モダンローズに含まれているティーローズ・エレメントの効果が研究により実証されています。

心拍変動および脳波(CNV:随伴性陰性変動)測定の結果、鎮静作用に働くこと、唾液中のコルチゾールの分泌量を測定することで、ストレス緩和効果のあることも判りました。また、女性にとってうれしいスキンケア効果も認められています。肌は、からだの水分を保持し異物をからだに侵入させないという大事な役目を担っています。もし傷つけば角質層のバリア機能が働いて元へ戻そうとしますが、実際には内的なストレスがあると戻りにくいものです。これら香りの生理・心理への影響は、アロマコロジー研究と言います。今回は、これまでの研究事例を含めてお話していきます。」

この機会にバラの香りの人への影響についてその奥深さを知り、日々の暮らしにバラの香りをどのように取り入れていけばよいのかを学んでみませんか。会員の皆様、ご友人の皆様のご参加をお待ちしております。